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統計解析できますでしょか

タイトルを打ち間違えました。
申し訳ありません。
統計学初心の者です。以下のことについてご教授願いたく投稿させていただきました。

私は小さな塾を経営しており,そこで行おうと考えている文章力を高めるためのある学習方法Aの有効性を検討したいと思っています。
生徒Xは事前に日記を12回分(1週間に1回)書いています。(日記に関して添削などの指導は一切しておりません。この後の日記も同様です)
その後,10か月間にわたってある学習方法AをXに適用しました。(この間も同じように日記を書いています)
10か月終了後(事後),同じように日記を13回分書いています。

作文力の指標として取り上げるのは,「各日記における文法的な誤りの割合」と「各日記において読み手に分かりやすく記述できているかどうかに関する4段階のルーブリック評価」です。被験者Xのデータだけで,学習方法Aの有効性を検討する方法はありますでしょうか?

また,Yという生徒もおり,Yも同じように日記を書いていますが,ある学習方法Aを全く適用していません。このYも含めた場合,学習方法Aの有効性を検討する方法はありますでしょうか?

以上です。何卒よろしくお願いいたします。

user.png 江端 time.png 2021/07/24(Sat) 13:44 No.20 [返信]
Re: 統計解析できますでしょか
江畑さま

 投稿いただき、ありがとうございます。

 まず、結論から申し上げると、このようなケースでは統計学を使用した分析はできません。

 統計分析をする場合は、ある程度のデータの「量」が必要になります。「t検定」「分散分析」などの「平均の差の検定」では、最低でも20くらいのデータが求められます。

 1桁くらいのサンプルしか集まらない場合は、ノンパラメトリックといわれる分析方法(マンホイットニーのU検定など)が使えますが、これも研究対象者が1人では分析できません。

 対象者がXさん1名だけであれば、次のような分析の方法はあります。

1)事前テスト
2)第1期間:特別な方策を実施しない
3)中間テスト1
4)第2期間:学習方策Aを実施
5)中間テスト2
6)第3期間:特別な方策を実施しない
7)期末テスト

 このように同じ研究対象者に学習方策Aの実施・非実施を繰り返し、そのたびごとにテストを実施すれば、学習方策Aの効果を測定できます。ただし、これも人数は多いほうがいいでしょう。

 学習方策Aを受講していない対象者Yと比較しても、参考程度の結論しか得られないと思います。

 統計学を使った分析は、学術研究の世界では「量的研究」に分類されています。ある程度のサンプルの「量」があって成り立ちます。

 ただし、お手もとのデータを無駄にすることはありません。学術研究の方法には「量的研究」のほかに「質的研究」という方法もあるからです。

 たとえば、お手もとに作文があるのでしたら、その作文をインタビューの発話と考えて分析する方法があります。

 発話分析には、以下のようなものがあります。

1)GTA(Grounded Theory Aproach)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%BC

2)M-GTA(改良型GTA)
http://www.nurs.juntendo.ac.jp/file/iryokangokenkyu13_1_01.pdf

3)SCAT(Steps for Coding and Theorization)
https://www.educa.nagoya-u.ac.jp/~otani/scat/

 これらは研究者が発話を文字に起こしたうえで、使われている単語の数を数えたり、文脈の関連性を調べるなどして読み取っていくものですが、アンケートの自由記述(感想)などの文章をこれらの手法で解析することも、よく行われています。

 私の場合は、インタビューやアンケートの自由記述には、「KH Coder」というテキストマイニング(解析)ソフトを使っていました。また、指導していた学生にも使わせていました。これはインタビューや感想文のテキストファイルをコンピューターで解析するものですが、やはり、ある程度の文字数が必要になります。

・KH Coder
https://khcoder.net/

 もし、統計学を使った「量的研究(分析)」をしたいのでしたら、最初から、適合できるような授業設計をしてください。解析や分析が可能な授業設計については「インストラクショナルデザイン」関連の書籍がいろいろ出ています。

 初心者向けですと、こんな本が参考になるかもしれません。私の恩師の本です。

『世界一わかりやすい 教える技術』(向後千春/技術評論社/2015)
http://www.amazon.co.jp/dp/B08KJ6BLH9/

user_com.png すがやみつる time.png 2021/07/24(Sat) 16:54 No.21
統計解析できますでしょう

統計学初心の者です。以下のことについてご教授願いたく投稿させていただきました。

私は小さな塾を経営しており,そこで行おうと考えている文章力を高めるためのある学習方法Aの有効性を検討したいと思っています。
生徒Xは事前に日記を12回分(1週間に1回)書いています。(日記に関して添削などの指導は一切しておりません。この後の日記も同様です)
その後,10か月間にわたってある学習方法AをXに適用しました。(この間も同じように日記を書いています)
10か月終了後(事後),同じように日記を13回分書いています。

作文力の指標として取り上げるのは,「各日記における文法的な誤りの割合」と「各日記において読み手に分かりやすく記述できているかどうかに関する4段階のルーブリック評価」です。被験者Xのデータだけで,学習方法Aの有効性を検討する方法はありますでしょうか?

また,Yという生徒もおり,Yも同じように日記を書いていますが,ある学習方法Aを全く適用していません。このYも含めた場合,学習方法Aの有効性を検討する方法はありますでしょうか?

以上です。何卒よろしくお願いいたします。

user.png 江端 time.png 2021/07/24(Sat) 13:40 No.19 [返信]
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user.png すがやみつる time.png 2021/05/04(Tue) 01:56 No.1 [返信]
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